Otonowa
Masaru Koga Saki Kono Akira Tana Art Hirahara Ken Okada

マサル・コガ

サックス / フルート / 尺八 / クラリネット / パーカッション

Masaru Koga

 千葉県生まれ。親の仕事の関係から幼少から十代までの時期を日本、アメリカ、西ドイツの各国で過ごす。サンフランシスコ・ベイエリアには15年以上住んで音楽活動を行っている。音楽を愛好する家族に生まれたことから、子供の頃から様々な音楽に触れて育った。特にジャズはかなり幼い時期から熱中し、マイルス・デイビス、チャーリー・パーカー、ルイ・アームストロング、ディジー・ガレスピー、ジョン・コルトレーン、渡辺貞夫などを好んで聞いた。11歳の時にトランペットを吹き始めるが、後にアルトサックスに切り替えた。

 サンノゼ州立大学にて世界各地の様々な伝統音楽を学び、1995年に即興音楽学の学位を得て卒業。以後、ハフェズ・モディルザデー、フランシス・ウォン、アンソニー・ブラウン、ロイヤル・ハーティガン、ジョン・カルロス・ペレア、ウェイン・ウォレス、キャット・パーラ、フレッド・ホーなどのアーティスト達とツアーやレコーディングなどの音楽活動を行う。

 サンフランシスコを拠点とするサンバチーム「サンバアジア」の監督も務め、ブラジル音楽の打楽器を教えながら自らも演奏する。

 2010年12月にオンライン誌「ラテン・ジャズ・コーナー」より2010年度の最優秀ラテン・ジャズ・フルート奏者として表彰される。

 音楽の持つ伝統を重んじると同時に様式とイディオムの壁を乗り越える音楽を創り出すことで、社会に存在する様々な境界線を取り払うことを常に目標としている。